Yearly Archives: 2016
哲学カフェ「 ひとはなぜ笑うのか:ユーモアが明かす人間の本性」
開催日 | 10月30日(日)14:30〜17:00 |
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会場 | 紫明会館 1Fデイルーム 京都府京都市北区小山南大野町1 (京都市営地下鉄烏丸線鞍馬口駅より徒歩7分) TEL: 075-411-4970 URL: https://spacemarket.com/spaces/shimei |
共催 | 京都大学大学院文学研究科・大阪市立大学大学院文学研究科 |
14:30〜15:10 佐金武(大阪市立大学/哲学・講師)
「ユーモアはなぜ哲学の問題になるのか」
15:10〜15:40 高野保男(大阪市立大学/哲学・修士2年)
「「絶対に笑ってはいけない」を考える」
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:20 大畑浩志(大阪市立大学/哲学・修士2年)
「カーニヴァル〈祝祭〉の笑い」
16:20〜16:50 小原漱斗(大阪市立大学/心理学・修士2年)
「心理学とユーモアの価値」
16:50〜17:00 ラップアップ
司会:菊地建至(金沢医科大学/探Q複数の視点で考えるカフェ)
- チラシはこちら(PDF)
- 当日参加歓迎、参加費無料
■京都大学大学院文学研究科プロジェクト「京都で学ぶ人文学」
本プロジェクトでは、京都をキャンパスとし、社会と海外に開かれた人文学のアクティブラーニングの場を提供することを目指しています。
■大阪市立大学大学院文学研究科プロジェクト「笑いが人間社会に存在する理由」
古代ギリシャの哲学者アリストテレスはかつて、「人間とはポリス的動物である」と述べました。しかし彼はこの言葉に代えて、「人間とは笑う動物である」と定義することもできたでしょう。事実、笑いは人間社会をうつす鏡といっても過言ではありません。こうした問題意識のもと、本プロジェクトでは、ユーモアに関する学際的研究を通じて人間本性の解明を試みます。
■お問合・申込窓口
京都大学大学院文学研究科
応用哲学・倫理学研究教育センター事務局
cape-seminar[a]bun.kyoto-u.ac.jp([a]を@に変えて送信してください)
2016年度都市史学会大会(大阪)「社会的結合と都市空間」
開催日 | 2016年12月10日(土)12:30~16:30、11日(日)9:45~16:30 |
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会場 | 大阪歴史博物館 4階講堂 〒540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1-32 (地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅 2号・9号出口/大阪市営バス「馬場町」バス停前) |
■趣旨
近年進展しつつある都市大阪の研究を軸に、都市における社会的結合と都市空間形成に着目した都市史の方法と成果を論じ、その課題を探る。具体的には、古代〜近現代にわたる都市の形成・展開を視野に、大阪の都市史研究の到達点と課題を探るとともに、商人集団の社会的結合と都市空間形成の関係に注目した比較類型史を通じて研究の相互交流をはかりたい。また、若手を含む個別報告セッション等により大阪での取り組みを発信し、都市史研究の裾野拡大にも寄与したい。
チラシはこちら(PDF)
■プログラム
12月10日(土)
12時30分~ 都市史学会総会(都市史学会会員のみ)
シンポジウム = 社会的結合と都市空間
13時30分~16時30分 Session I 大阪における都市史研究の方法と課題
[基調報告]塚田孝(大阪市立大学)「近世大坂の都市社会構造」
[報告]大阪研究の軌跡と現段階
岸本直文(大阪市立大学)「古代難波の都市性の発現-研究の到達点-」
大澤研一(大阪歴史博物館)「古代~中世大坂研究の進展-上町台地を中心に-」
森下徹(山口大学)「近世大坂研究の展開とその軌跡」
島田克彦(桃山学院大学)「近現代大阪研究の現状と課題」
[パネル・ディスカッション]都市史研究の方法と巨大都市大阪
コーディネーター=仁木宏(大阪市立大学)+八木滋(大阪歴史博物館)
17時15分~ [懇親会]《予約制》
12月11日(日)
9時45分~11時 Session II 都市史研究の新展開
[報告]北野智也(大阪市立大学)「高知藩製砂糖の流通と大坂」
[報告]井戸田史子(関西学院大学)「近世大坂の上荷船・茶船仲間」
[報告]岩本葉子(京都大学)「明治期京都の町組織と道路整備事業」
11時10分~11時50分 Special Session
[特別報告]谷直樹(大阪くらしの今昔館)「近世大工頭・中井家文書の保存・修復と研究上の意義」
13時~16時30分 Session III 都市空間の中の商人集団と異文化交流
[基調報告]大黒俊二(大阪市立大学)「都市空間の中の商人集団と異文化交流-中世ヨーロッパを例に-」
[報告]堀井優(同志社大学)「近世オスマン帝国下カイロのヴェネツィア人集団」
[報告]杉浦未樹(法政大学)「近世商都アムステルダムと商人邸宅街」
[報告]彭浩(大阪市立大学)「近世港町長崎の都市空間-唐船貿易との関連から」
[パネル・ディスカッション」コーディネーター=大黒俊二+松井洋子(東京大学)
■資料代
資料代として、会員2,000円、非会員2,500円、学生・院生1,000円を頂戴いたします。
■主催
[主催]都市史学会、[共催]大阪歴史博物館、[後援]大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)
■お問い合わせ
2016年度都市史学会大会実行委員会事務局
Mail. convention2016[a]suth.jp([a]を@に変更ください) Tel. 06-6605-2398
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪市立大学大学院文学研究科日本史学教室
■都市史学会のサイトはこちら
研究科プロジェクト「環境史/環境誌の中の合同生活圏」共同研究者公募の結果
選考委員会における厳正な審査の結果、以下4名の採択を決定いたしました(公募書類受領順、敬称略)。
- 岡内一樹 甲南大学・非常勤講師
- 草生久嗣 文学研究科・准教授(西洋史)
- 春日あゆか 龍谷大学・非常勤講師
- 貝原哲生 文学研究科・UCRC研究員
研究科プロジェクト「笑いが人間社会に存在する理由」共同研究者公募の結果
選考委員会における厳正な審査の結果、以下8名の採択を決定いたしました(公募書類受領順、敬称略)。
- 山祐嗣 文学研究科・教授(心理学)
- 小原漱斗 文学研究科・前期博士課程(心理学)
- 仲原孝 文学研究科・教授(哲学)
- 高野保男 文学研究科・前期博士課程(哲学)
- 新居佳子 文学研究科・UCRC研究員
- 佐伯大輔 文学研究科・准教授(心理学)
- 高梨友宏 文学研究科・教授(哲学)
- 大畑浩志 文学研究科・前期博士課程(哲学)
研究科プロジェクト「環境史/環境誌の中の合同生活圏」共同研究者の公募
文学研究科 「研究科プロジェクト推進研究」経費補助事業
研究科プロジェクト
共同研究者公募のご案内
テーマ:環境史/環境誌の中の合同生活圏 研究代表者 北村昌史教授(西洋史学専修)
本研究科プロジェクトは、「環境史/環境誌の中の合同生活圏」をテーマとして研究を進めます。2012年度より3年間、大阪市立大学大学院文学研究科では、「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」に基づく、「EU域内外におけるトランスローカルな都市ネットワークに基づく合同生活圏の再構築」の課題に取り組んできました。都市空間を、トランスローカルな都市ネットワークを構築する地域社会の一部としてみなし、何よりもまず都市が歴史的な過程や変容を経験してきた生活空間(合同生活圏)であることを確認することをその課題としました。その成果は、2015年3月22日に開催された国際シンポジウム「ヨーロッパ都市における対立、共存、排除」でまとめられました。
研究のより一層の発展のために示唆的なのが、2015年12月に開催された国際学術シンポジウム「文化接触のコンテクストとコンフリクト――EU諸地域における環境・生活圏・都市――」において、「合同生活圏」と環境・自然とのかかわりをテーマとする充実したいくつかの報告が行われたことでしょう。これら研究成果をふまえて、本研究科プロジェクトでは、たとえば、森林資源や水辺環境の利用など、自然環境と人間生活とのかかわりから積極的に「合同生活圏」をとらえることを目的とします。そのための共同研究員を広く募集いたします。採択者には、共同研究活動に参加していただき、旅費や調査研究に使用するための研究資金を交付します。とくに研究分野を限定せずに、幅広い分野の研究者に応募の機会をもうけます。研究のフィールドも必ずしもヨーロッパに限定されません。年度末には国際セミナーの開催、さらにはそのセミナーを中心に外国語による海外への研究成果の発信も予定しております。
みなさまには意欲的な研究テーマの設定と応募をお願いします。
2016年7月5日
大学院文学研究科
科長 小田中章浩
都市文化研究センター
所長 大場茂明
研究代表者
文学研究科教授 北村昌史
- 公募のご案内(PDF)
- 応募に必要な書類:
【文学研究院教員】
・様式1:申請書(Word)
・様式2:履歴書(Excel)
・様式3:研究業績(Excel)
【UCRC研究員ならびにそれ以外の申請者】
研究科プロジェクト「笑いが人間社会に存在する理由」共同研究者の公募
文学研究科「研究科プロジェクト推進研究」経費補助事業
研究科プロジェクト
共同研究者公募のご案内
テーマ:笑いが人間社会に存在する理由 研究代表者 佐金武講師(哲学教室)
古代ギリシャの哲学者アリストテレスはかつて、「人間とはポリス的動物である」と述べました。しかし彼はこの言葉に代えて、「人間とは笑う動物である」と定義することもできたでしょう。なぜなら、笑うということは一見、人間に特有の現象であるように思われるからです。事実、笑いという現象の体系的解明に取り組むことは、人間とその社会を理解するうえで非常に有意義な視座をもたらすはずです。こうした問題意識のもと本プロジェクトでは、哲学・心理学・文化学にまたがる学際的アプローチにより、笑い(ユーモア)の存在理由について多角的かつ体系的に考察を行うことを目指します。
本プロジェクトの射程は広く、認知科学やロボット工学、ポップカルチャー論などを含む様々な知見も必要としており、広く共同研究者を公募いたします。このテーマに対する知的関心を共有する多くの研究分野からの参加をお待ちしております。応募締め切りは7月31日(日)といたします。なお、研究成果は今年度中、一般参加も可能なワークショップやシンポジウム、または哲学カフェ等の開催を通じて、広く社会に発信する予定です。
2016年7月5日
大学院文学研究科
科長 小田中章浩
都市文化研究センター
所長 大場茂明
研究代表者
文学研究科講師 佐金武
- 公募のご案内(PDF)
- 応募に必要な書類:
【文学研究院教員】
・様式1:申請書(Word)
・様式2:履歴書(Excel)
・様式3:研究業績(Excel)
【UCRC研究員ならびにそれ以外の申請者】
三都研究会例会(円座)「近世大坂における神社と都市社会」
開催日 | 2016年7月17日(日)13:00~17:00 |
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会場 | 大阪市立大学杉本キャンパス経済学部棟2階第4会議室 |
主催 | 三都研究会・近世大坂研究会・都市文化研究センター・都市研究プラザ都市論ユニット |
1980年代以降、日本近世の都市史研究は、巨大都市・三都(大坂・江戸・京都)の研究に主導されながら大きな発展を遂げ、複合的な都市社会構造(分節構造)が多様な側面から解明されてきた。その中で大規模な寺社をめぐる社会構造の研究は重要な一環をなしている。
大坂では、新出史料も利用しながら、大坂天満宮や生玉社などの神社をめぐる社会構造の解明が進められている。その成果を共有しながら、大坂の都市社会史の更なる発展を目指して、議論を深めていきたい。
チラシはこちら
報告:
木浦美里(大阪市立大学卒業生)「大坂天満宮をめぐる社会的諸関係-六月祭礼を中心に-」
山下聡一(都市文化研究センター研究員)「生玉神社の社家仲間と家」
コメント:
ヤニック・バルディ(フランス国立東洋言語文化研究所TA/RA)
※本研究会は「三都の巨大都市化と社会構造の複合化に関する基盤的研究」(科学研究費補助金・基盤研究(B)16H03478)によるものです。
都市文化研究第18号
A4判2段組 全124頁 2016年3月発行 |
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表紙 | ||
目次 | ||
論 文 | ||
近世教会国家における地方統治 ―16世紀のボローニャ都市政府― |
原田亜希子 | 2 |
グループワークにおける教え手の「介入」の協働的生成 ―フランス語初習者の相互行為分析から― |
大山大樹 | 16 |
アンナ・コムネナ『アレクシオス1世伝』の成立背景 ―12世紀コンスタンティノープルにおける女性の文学活動を事例に― |
佐伯(片倉)綾那 | 31 |
日本人英語学習者の語彙連想とライティング力との関係 | 鳥羽素子 | 46 |
美的対象としての自然の発見 ―西欧近代における「スイス熱」の興隆― |
土谷真理子 | 58 |
正規教員を目指すことはいかにして可能か ―沖縄の非正規教員を事例に― |
上原健太郎 | 71 |
研究ノート | ||
太陽の弓箭(ゆみや) ―『出雲國風土記』,「佐太の大神(さだのおほかみ)」伝承の基層― |
岡田高志 | 84 |
研究展望 | ||
中世イングランドの林地史とフォレスト研究 | 加藤はるか | 96 |
書評 | ||
包偉民氏『宋代城市研究』 | 穴沢彰子 | 101 |
RowenaMurray(2015).WritinginSocialSpaces: ASocialProcessesApproachtoAcademicWriting. London:Routledge |
Meric KIRMIZ | 105 |
学会レポート | ||
「游於芸:十一至十四世紀士人的文化活動与人際網絡」 国際学術研討会参加記 |
平田茂樹 | 107 |
ニュース | 111 | |
研究者一覧 | 120 | |
投稿規定 | 122 | |
編集後記 | 123 | |
執筆者一覧 | 124 |
UrbanScope第8号投稿論文募集のお知らせ
UbanScopeは自由にアクセス・ダウンロードできるオープンアクセスジャーナルであり、本研究科を中心とする優れた日本およびアジア研究の翻訳媒体、都市研究を中心とする若手研究者の登竜門、そしてインターナショナルスクールの理念を現実化する公表媒体として、国際発信を念頭においた戦略的雑誌です。
2010年6月の刊行から、世界57カ国以上から20000件以上のUrbanScopeサイトへのアクセスがあり、掲載論文のダウンロード(クリック)数は、年間1000件を超えるものが数本あります。編集委員会では今後も国際的に読者を広げるべく努力していきます。何卒ご高覧の上、関係方面への周知と購読のご推薦をお願いいたします。
現在、若手研究者を中心に第8号の投稿を募集しております。UrbanScopeのサイトに英文の投稿規定(Notes for Contributors)がリンクされています。和文の投稿規定は、こちらからダウンロードできます。ぜひ積極的なご投稿をご検討ください。
投稿締め切りは2016年9月末日ですが、投稿(題目と200ワード程度の要旨)の早期エントリーを7月末日まで受け付けています。エントリーのお申し込みや投稿に関するお問い合わせは編集委員会(ucrc_office★lit.osaka-cu.ac.jp)までメールでお願いします。(★は@に変えて下さい)
今後とも皆さまの温かいご支援とご投稿をお待ちしております。
UrbanScope第7号刊行のお知らせ
この度、都市文化研究センターは、オンライン英文電子ジャーナル”UrbanScope”第7号を刊行しました。
以下URLをご覧ください。
http://urbanscope.lit.osaka-cu.ac.jp
UbanScopeは自由にアクセス・ダウンロードできるオープンアクセスジャーナルであり、本研究科を中心とする優れた日本およびアジア研究の翻訳媒体、都市研究を中心とする若手研究者の登竜門、そしてインターナショナルスクールの理念を現実化する公表媒体として、国際発信を念頭においた戦略的雑誌です。
2010年6月の刊行から、世界57カ国以上から20000件以上のUrbanScopeサイトへのアクセスがあり、掲載論文のダウンロード(クリック)数は、年間1000件を超えるものが数本あります。編集委員会では今後も国際的に読者を広げるべく努力していきます。何卒ご高覧の上、関係方面への周知と購読のご推薦をお願いいたします。
英語プレゼンテーションセミナー(EPS)受講者募集期間延長のお知らせ
『都市文化研究』第19号の原稿募集について
『都市文化研究』第19号(2017年3月刊行)の原稿を募集いたします。投稿にあたっては、事前エントリーが必要です。投稿を希望される方は、 【2016年7月8日(金)】までに、名前、所属、投稿ジャンル、タイトルを、都市文化研究センター事務局 (ucrc_office◎lit.osaka-cu.ac.jp)までご連絡ください。※メール送信の際には◎を@に変更してください。
19号の締切は【2015年9月2日(金)16:00】。提出先は、『都市文化研究』編集委員会(大阪市立大学文学部棟2F・都市文化研究センター事務局内)です。詳細はこちらをご覧ください。
2016年度 研究員一覧
第9巻『東アジアの都市構造と集団性――伝統都市から近代都市へ――』、井上徹・仁木宏・松浦恆雄編、清文堂出版、2016年3月
大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)研究員2016年度の募集について
2016年度の研究員募集を開始しました。
UCRC研究員への採用を希望される方は、「募集要項」を参照の上、
様式(1)「研究活動計画書」、
様式(2)「履歴書」、
様式(3)「UCRC研究員応募者研究業績評価表」を所定の期日までに提出してください。
昨年度の募集より、以下の変更点がありますので、ご注意ください。
(1)2016年度UCRC研究員の募集(4月採用分)は、今回の一度のみの募集となります。従来のような2期に分けた募集は行いませんので、ご注意ください。
(2)従来の応募資格・提出書類から変更があります。「UCRC研究員募集要項」を熟読のうえ、応募してください。
お問い合わせ:ucrc_office*lit.osaka-cu.ac.jp(メールをお送りいただく際には、*を@に変えてください)
2016年1月18日
様式のダウンロード